<駅ナンバリング> |
↓縦長矢印の上からナンバリングシールを貼付した例
↓棒矢印の上からナンバリングシールを貼付した例
(2018〜19年時点で現存する物を例示)
↓自駅のナンバリングシール貼付位置の特殊な例
(現存せず)
↓観光目的以外でシールが貼られていないと思われる例
(2018〜19年時点で現存する物を例示)
↓電照式の場合、夜になるとシールの下に隠れた
矢印がくっきりと浮かび上がることも・・・
善通寺はふりがな明朝体の最初期の物であることが判る
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JR四国では2006年に駅ナンバリング制度を導入したが、導入当時の駅名標は、上記の1991年に制定された初代様式のもの(隣接駅表示が縦長矢印の物)か、または2005年頃に出現した隣接駅表示が棒矢印になるタイプのどちらかが、各駅に設置されていた。
当初は暫定的に後貼りのナンバリングシールを既存の駅名標に貼付したが、このときにスペースの関係で隣接駅の矢印部分の上に貼付したことから、矢印が見えない、または一部しか見えない状態となった。
縦長矢印の場合は完全にシールの下に隠れ、棒矢印の場合は矢印の先端部分以外が隠れて、あたかも三角形の矢印のように見える。
現在、丸ゴシック体で残存している駅名標も、ほほ全てがこのどちらかのパターンとなっている。
珍しい例としては、栗林公園北口駅の丸ゴシック体時代の駅名標は、上半分の白地の部分に自駅のナンバリングシールを貼る場所が無いために、スカイブルーの帯の部分にシールを貼付していた(現在は角ゴシック体の物に更新済み)。
駅ナンバリングシールは、自駅分のみ貼付して隣駅の分を貼付しない例も散見されたが、2019年現在は撫養駅等ごく少数を除いて現存しない。
また、シールは経年によって剥がれることも多いのか、一部が剥がれたままになっている物や、駅名標自体は古びているのにシールだけがやたら新しい物等が散見される。
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↓貼付位置がずれている例(いずれも現存しない)
↓シールが剥がれて下の矢印が見えている例
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上記の内、棒矢印の駅名標にナンバリングシールを貼付したものについては、いくつかの例外パターンが見られる。
貼付位置がずれているパターンが多いが、2008年当時の貞光駅2番ホーム側のような「寄り目」パターンはかなり珍しく、少なくとも手持ち画像ではこの一例しかない。
また、シールが剥がれて下の矢印が完全に見えてしまっていることも希に見受けられる。
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↓ナンバリング対象外の臨時駅の例
(以前の駅名標)
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(現在の駅名標)
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(以前の駅名標)
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(現在の駅名標)
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↓記念撮影用にナンバリングが省略された例
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なお、津島ノ宮駅や田井ノ浜駅といった駅ナンバリングの対象外となっている臨時駅の他、安和駅や下灘駅など、ごく一部の駅には観光向けの記念撮影用にナンバリング表記の無いものが場所を限定して継続使用されているケースもある。
ちなみに、臨時駅の2駅については現在は次項に述べる角ゴシック体の物に更新されていて隣接駅のナンバリングが表示されているが、更新前まで使用していた丸ゴシック体+縦長矢印の駅名標では、駅ナンバリング導入後も隣接駅のナンバリングシールは貼られないままで使用されていた。
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