381系 自然振子式特急形電車
(Tomix製)




 旧国鉄・北四国鉄道管理局が初めて導入した電車で、1985年にサロ380を先行導入、1986年の3月にその他の6両を2回に分けて購入している(という記録が残っている(^^; )。


 動力ユニットはTomixの初期の頃の重くて非力なユニットで、しかもやたら五月蠅く、動力車だけ取り替えたかったのだが、2000年末にめでたく(?)385系という、後継車となりうる新型車両を導入することが出来たので、381系はこのまま波動輸送用に格下げとなった。

 しかしこの動力ユニットは低速で粘り強く、重量も重いため、5%の急勾配登坂時には意外と威力を発揮していた。

 ちなみに同車の現行製品は動力ユニットが改良され、静かで高性能になっている。



 クハ381−4は、正面の貫通扉を埋めて(正確には、貫通扉の凸凹を削って正面を平滑化し、ヘッドマーク表示器を大型化した)非貫通型化改造を行い、クハ381−101に番号変更を行っていた。
 もう1両の先頭車、クハ381−3は貫通路はそのまま残していた(特に意味は無いけど(^^; )。

 1990年にNSR塗装に塗色変更している。



 他の特急形電車が全て130km/h対応車となっているほか、編成も7両と短いことから、近年は全くと言っていいほど出番が無く、2002年いっぱいで廃車・除籍処分とした。



号車形式番号メーカー品番入籍年月日除籍年月日記事改造など
1クハ381Tomix<2318>1986. 3. 1.2002.12.31
1990. 9. 4 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
2モハ38016<2319>
1990. 9. 4 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
3モハ38116<2320>動力車 1990. 9. 4 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
4サロ381<2322>1985. 8.13.
1990. 9. 4 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
5モハ38025<2319>1986. 3. 1.
1990. 9. 4 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換
6モハ38125<2321>1986. 3.26.
1990. 9. 4 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換

クハ381<2318>1986.12.22
クハ381−101化改造
7クハ381101<2318改>1986.12.22.2002.12.31
1986.12.22 クハ381−4から改造
1990. 9. 4 塗色変更
2001. 1. 3 カプラー交換


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