387系 特急形電車
(関水金属製)


↑387系 12両フル編成


 2001年11月、これまでのスピード重視の特急列車群とは一線を画する、快適性を重視した特急列車として増備。

 種車はJR九州の787系で、7両基本セットと2両増結セットを購入、これを885系→385系化と同様に、屋上機器の改造を中心にした直流仕様化改造を行い、387系に改番した。あわせて、カプラーを密着連結器タイプに交換した。

 また一部の車両については、車体側面の号車番号ロゴが実際の編成と異なるため、これを書き換えてある。


 当初は2001年末に発売予定だった883系を購入する計画であったが、同年10月の九州旅行で実際に乗車してみて、883系の特に内装関係に大きく失望した事が一因となり、さらに高速列車としては既に681系と385系を導入済みであったという事情もあり、快適性に関して満足感の高かった787系を購入することにしたモノである。


 2002年8月にパンタ無しのモハ387を1両ばら売り中古で購入、これを電装解除してサハ化改造の上で8号車に組み込み、10両編成化した。

 この時点では、定期列車運用のある特急形電車の中では唯一、フル編成の状態での編成中の動力車が1両しかなかったため、他の特急列車に比べると上り急勾配での速度低下が大きいのが悩みの種であった(^^;


 2003年5月にモハ787+モハ786のユニットを購入して、これを387系化して組み込み、これでようやく681/385系と同様に、動力車2両組み込みの12両編成となった。

 ただし、パンタ無しで動力車であるモハ387は、既存のパンタ&動力ユニット無しのモハ387−2と下回りを交換して、これをサハ387−202に改造。


 一方パンタ付き動力車のモハ386はパンタ撤去&電装解除してサハ386−1化改造した。またこの車両は、出入台側座席を二列分切り取ってサービスコーナーを設置し、セパレート式冷房装置を改造した機器箱を出入台側屋上に搭載した(下画像)。




号車形式番号メーカー品番入籍年月日除籍年月日記事改造など
1クモロ387KATO<10-320>2001.11.12.
種車:クモロ787
2001.11.12. カプラー交換
2モハ386101
種車:モハ786−100
2001.11.12. カプラー交換
3サハシ387
種車:サハシ787
2001.11.12. カプラー交換
4サハ386<4242改>2003. 5. 4.
種車:モハ786/電装解除/パンタ撤去
2003. 5. 4. カプラー交換
2003. 5.11. サービスコーナー設置/機器箱搭載
5サハ387202<4241改>
種車:モハ787
モハ387−2と下回り交換/非動力車化/電装解除
2003. 5. 4. カプラー交換
6モハ387<10-320>2001.11.12.動力車 種車:モハ787
2001.11.12. カプラー交換
7モハ386
種車:モハ786
2001.11.12. カプラー交換
8サハ387<10-321>
種車:サハ787
2001.11.12. カプラー交換
9サハ387101
種車:サハ787−100
2001.11.12. カプラー交換
10サハ387201<4245改>2002. 8.18.
種車:モハ787
2002. 8.18. 電装解除/カプラー交換
11モハ387<10-320>2001.11.12.動力車 種車:モハ787
2001.11.12. カプラー交換
2003. 5. 4. サハ387−202と下回り交換/動力車化
12クモハ386
種車:クモハ786
2001.11.12. カプラー交換


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