EF200形 直流電気機関車
(関水金属)


↑ 意外と牽引力の無い関水金属のEF200形(リニューアル前の旧製品)



 実車のEF200は、増大するコンテナ輸送をさばくために1列車あたりの輸送量を上げ、高速化する旅客列車とのダイヤ整合性を高める(=スピードアップ)ため、さらに国鉄から引き継いだ老朽化した機関車の置き換えを目的にして、1990年に試作車が、92年に量産車が登場した。

 全長19.4m、重量100tの巨体に、定格出力6,000kwという、狭軌鉄道の機関車としては世界最強のパワーを秘め、総重量1,300tにも達する26両編成のコンテナ列車を最高110km/hで牽引する、ハイテク高性能機関車である。




 NSRで購入したEF200形は、当社の機関車としては初めての関水金属製で、Tomix製以外の機関車を購入したのはこれが初めてである。

 リニューアル前の旧製品を中古で購入したもので、TomixのEF66−100番台車と比べると重量は重い(=粘着力の点で有利)にもかかわらず、牽引力に関してはTomix製EF66−100番台車に完全に負けている。

 NSRで最重量&最長のスーパーライナー(鉛や粘土のウエイトをびしばし積んだコンテナを満載したヘビー級貨物列車(^^; )を牽引させると、EF66−100番台車が難なく登り切った上り勾配で立ち往生してしまった事があるほか、上り勾配途中で停まったあと、再起動が出来なくなったこともあった(苦笑)


 当然ながら、当初は「スーパーライナー」牽引を目的として導入したのだが、その後はEF66形の増備によって「スーパーライナー」は同機の限定運用となったことから、晩年はほとんど車庫で寝ていた。
 牽引力に関してはEF64にも完全に負けており、はっきり言って期待外れだった車両。

 2006年12月のEF66形の増備に伴ってついに定期運用から外れ、休車となった。

 そののち、2007年12月8日付で正式に除籍処分とし、Jrt西日本へ売却。



形式番号メーカー品番入籍年月日除籍年月日記事改造など
EF200KATO<3036>2001.12.28.2007.12. 8.動力車


検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます