マイクロエース製2000系&8000系
振子化改造
(2012年3月施工)


 2012年3月、ついに長年(笑)の懸案に着手 ^^;

 マイクロエースがHOT7000系を出したときは飛びつき、勢いで、オーシャンアローも買った(笑
 四国の2000系&8000系なんか、買わずしてどうしますか(ww

 がしかし、、、既に加斗製の振子車両を大量保有していた自分としては、振子が効かないのがちょっとイヤ〜ンでした ^^;

 とりあえず、改造可能なら改造したいよな、、、、ということで、色々情報集めてました、、、、
 結局、T車については車体の心皿部を改造するのが一番手っとり早くて良いなと、、、、M車は、また別途検討(w


 加斗車の足回りに交換するってのは論外。
 数が多いからコストがバカにならない(そんなカネかけるぐらいなら他の欲しい車両買う(^^; )ってのと、床下が実車と違う偽物になるのが嫌だった、、、特に後者は絶対許せなかったので、最初から考慮対象外でした ^^;


 改造対象車両だが・・・・

 〜問答無用で改造〜
 2000系、8000系

 〜余裕があれば改造〜
 283系、HOT7000系

 〜多分放置((笑))〜
 キハ283系(だって、コレはKATO製の車両の方をたくさん持ってるから(^^; )



<まずは試験改造>

 ってことで、まずは2012年2月28日、2000系を1両だけ試験改造。

 改造は簡単。
 
 車体側の、台車の出っ張りが当たる部分を、車体中央側に向けて、少し傾斜を付けるように削るだけ。

 このとき、真ん中部分は削っちゃダメ、、、だって、そこ削ったら車高が下がるからね ^^;
 とりあえず1両目の試験改造と言うことで、控えめに削ってみたのだが、、、


 

 をを♪

 

 ちゃんと傾いてるぅ〜♪(´∀`)


 後は、走行安定性の確認だな、、、ということで、まずは控えめな状態で編成に組み込んで、しばらく様子を見ることに。

 問題ないようなら、(傍目にも判る程度まで)もう少し傾くように削って、さらに試運転、、、、を繰り返して、最終的な傾斜量を決定しよう。


 本当は、、、

 
 これ↑の青い部分にもプラ板か何かを貼りつけて傾斜を付けてやれば、より動作が確実になるんだけどね、、、、めんどくせぇ(www


 とりあえずこの状態で、10日間ほど編成に組み込んで、振子動作や走行安定性を確認。



<本改造施工>

 ということで、何両か試験改造しながら、傾き加減と走行安定性を確認し、「まぁこれぐらいで良いだろう」というレベルが決まったので、2012年3月10日から本格的に改造施工。


〜まずは2000系量産車〜


 台車心皿部車体側の「切り込み」は、結局これぐらいにした。
 

 ・・・ので、最初の試験改造時に比べると、かなり深く切り込んである。
 コレで結構傾斜する。


 ちなみに、、、、この部分を削るときだが、普通のカッターナイフだと、1両どころか1カ所削る度ごとに刃先が欠けて著しく作業性も悪いので、彫刻刀を使ってみたら、サクサク削れて絶好調(ww
 なので、作業には彫刻刀がお勧め d(^^)



 2000系量産車の場合、基本的にはたったこれだけでちゃんと車体傾斜が機能する。
 心配な場合は、中間車の場合で室内灯を使わないのであれば、台車の集電スプリングを撤去してしまえば、より確実。ウチでは室内灯は付けてないので、中間車についてはスプリングを外した。

 先頭車両の場合は、前照灯&後尾灯用に集電が必要なので、外すわけにはいかないので、「振子機構に影響を与えない範囲で、なおかつ、集電機能が損なわれない程度に」切断。

 自分の場合は、これぐらい切った。
 

 だいたい、3巻程度、、、4巻程度でもまず問題はないと思われ。

 2000系量産車は、コレで桶〜☆彡



〜N2000系&8000系〜


 N2000系と8000系の場合、まだやることがある。

 実際に台車心皿部を改造してから台車を履かして動かしてみると判るのだが、傾斜時(=車体が沈むとき)に、台車の枕バネに車体が引っかかる場合がある。
 コレ結構個体差があって、希に引っかからない車両もあったり、引っかかってもほぼ気にならないレベルの車両もあったりするのだが、基本的には全て引っかかるものと考えて改造した方が無難。

 改造は、台車の枕バネを少し削るだけ。

 

 今度は車体心皿部とは逆に、車端側の方の枕バネを斜めに少し削る。

 実際に動きを考えると判るのだけど、台車が例えば左に首を振ったときに、車体が左に傾くので、枕バネの左前部だけを削ってやればいい。
 ただ削りすぎると外観のリアリティを損ねるので、その辺のバランスが難しい。

 コレで、N2000系と8000系も綺麗に傾斜するようになる。



〜傾斜比較〜


 さて、未改造車と比べると・・・

 
 ↑左が改造済みの2200形、右が未改造の2100形。

 8000系の場合だと・・・・

 
 ↑左が改造済みの8400形、右が動力付きの関係で未改造の8100形。

 ・・と、比べてみれば明確に判るぐらい傾斜してる♪


 だが、はっきり言って走行中はよく観察してないと傾斜しているのは判らない・・・
 しかし、最初から振子機構付きの、KATO製383系ワイドビューと比べてみると・・・

 

 まったく遜色ない傾き加減♪(´∀`)ヤター♪


 やっぱ、振子はエェですな♪(´ω`)


 動画も録ったのだけど、やっぱり動画だと判りにくい(^^;ので、不掲載(苦笑)


 ところで、NSRの2000系にはHOT7000系から改造した中間車が2両あるのだが、実はこの2両が一番効果的に、しかも豪快に(笑)傾斜しれくれた(^^;;;
 ちなみに、HOT7000系は2000系量産車と同じ要領で桶。


 2000系と8000系を改造施工した後、さらに勢いに乗って(笑)、目の前に転がっていた283系オーシャンアローも同日に改造施工(w
 改造要領は、2000系量産車およびHOT7000系と同じで簡単♪

 これであと残るは、HOT7000系だけになった。



<走行時の留意点>


 ところで、走行時には特定の車両・条件下において、一点だけ留意するべき事項がある。

 2000系やHOT7000系といった、排気管が車体妻面に設置されている車両の場合で、なおかつ編成中に複数の動力車を組み込んだ場合に、進行方向前側の車両の方が後ろ側の車両よりも速度が遅いと、その間に挟まれたT車が傾斜したときに、排気管が隣接車両と接触する場合がある。


 今のところ、当方ではそれに起因する走行中のトラブルは発生していないが、あまり気持ちの良いものではないし、小半径のカーブでは振子の動きに影響することもあると思われるので、このような状況で走行させる場合は、極力進行方向前側の方に、後ろ側よりも速度が速い車両を連結することをおすすめする。




<動力車どうしよう?(^^;


 さて、残る問題は動力車をどうするか、、、、
 動力車を分解し、さらにKATOの振子車と比較した結果・・・

 

 こんな感じで、座席パーツ裏に付いてる集電板の、台車側の金具と接触する部分の裏側に、くさび形のプラ板でも貼りつけてやれば良いんじゃね?
 ・・・という結論に至った。


 厚みについては実車試験しながら決めるのが間違いないと思うので、その方向で検討中。
 とりあえず、2012年夏までには改造してしまおう、、、改造したいなぁ、、、、改造できると良いなぁ(^^;www






検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます