寝台特急「サンライズ四国」
(285系)

豪華さとスピードを両立した、夜の女王


↑編成中に先頭車を組み込まず、個室A寝台車2両と食堂車を連結した、
堂々たる13両編成の「サンライズ四国」



 2000年の年末に、客車編成の「瀬戸」を補完する目的で臨時特急「サンライズ瀬戸」として登場したモノを、編成増強の上で定期列車化し、「サンライズ四国」に改称した。

 通常は13両編成で運転し、ノビノビ座席車は1両のみで、個室座席車とラウンジ/ロビーカーも連結する。
 また、日によっては「ロイヤル」/「サンライズスイート」が増結されて、14両編成となることもあるが、この場合は一部の駅で通常発着しているホームの有効長をはみ出すため、発着ホームが変更となる場合がある。


1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車
クハネ285

サハネ285

モハ285

モハ285
201
サロハネ285

サロハネ285

サシ285

増7号車8号車9号車10号車11号車12号車13号車
サロネ285

サハネ285
201
サハネ285

モハ285

モハネ285
201
サハネ285
202
クハネ285


※1/2/8/9/12/13号車に「シングルツイン」あり
※それ以外のは全て「ソロ」
※3/4/5/6/10/13号車にシャワールームあり
※3/10号車のは個室座席車「シングルシート」
※4号車にサービスカウンターあり
※3/10号車にミニラウンジあり
※増7号車のは「サンライズスイート」(メゾネットタイプ)
※11号車のはカーペット敷き「ノビノビ座席」

※増7号車は連結しない場合あり
※増7号車は一部喫煙可能室




 2/9号車のサハネ285−0番台車の出入口デッキ側のサンライズツイン1室をシャワールーム化してこの部分の窓を埋めている。


 3/10号車のモハ285−0番台は一人用個室座席車(笑)で、モハネ285−0番台車(ソロ)の改造。客室の寝台を座席にしただけで、外観上の変化は無い。


 4号車モハ285−201はラウンジ/ロビーカーで、モハネ285−0番台車の改造。こちらは窓ガラスの大型化でイメージが変わった(下写真)。
 側面は上下の窓を繋いで大型化し、客室についてはノビノビ座席部分の流用改造で、外から見るとそれらしく見えるように作った、、、、つもり(^^;;;


ノビノビ座席車からラウンジカーに変身したモハ285−201
初代&2代目の車体は出来映えが不満だったので、車体だけ更新して現在は3代目となっている(苦笑)


 5/6号車のサロハネ285形は、シングルDX/デュエット合造車で、とりあえず無改造の状態で使用中。


 7号車は2004年12月末に登場した食堂車、サシ285形。

マシE26形からの改造によって登場した、食堂車・サシ285形
もちろん、2階建て構造
編成中で目立つように、敢えて他の車両とは塗り分けを変えてある
色合いも少し違うけど、まぁ、気にしない(笑)


 増7号車は、2005年8月に登場した「ロイヤル」「サンライズスイート」で、多客期を中心に増結される。
 平床の一人用個室A寝台「ロイヤル」1室と、メゾネットタイプの二人用個室A寝台「サンライズスイート」3室を備える。

ちょっと(いや、かなり(^^; )塗装に失敗した、サロネ285形
種車は、スロネE26形


 13号車のクハネ285−2&4の運転台のすぐ後ろの客室はシャワールーム化してこの部分の窓を埋めた。

写真奥が、シャワールーム設置改造に伴って窓を埋めたクハネ285−4
クハネ285−2についても同じ改造を施してある



 編成中のシャワールームは3/4/5/6/10/13号車の6カ所。このほか、増7号車は各室にシャワールームがある。

 13両編成で乗車定員は237名となり、客車編成の「瀬戸」よりも82名多い。増7号車が連結されて14両編成となる場合は、さらに7名増える。

 なお、編成中の動力車は3号車と10号車となっている。



 かつては、285系3000番台車の7両編成がが波動予備として存在したが、編成中の一部車両が廃車となって単独運行が出来なくなったため、現在は単なる予備車の扱いとなっている。



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