![]() 土讃本線 讃岐財田駅 1980年10月 当時最新鋭(新製投入1ヶ月後)のキハ47形とのペア。 この撮影時点で、キユニ15形はこの5号車1両しか残存しておらず、全廃を半年後に控えた貴重なツーショットであった。 |
![]() 土讃本線 讃岐財田駅 1980年10月 郵便室から郵袋を下ろしている様子。 当時のホームの低さもよく判る。 |
キユ25−2![]() 土讃本線 讃岐財田駅 1984年1月 前期の平窓車。 |
キユ25−1![]() 予讃本線 高松駅 1985年6月16日 ヘッドマークを掲げて急行列車の先頭に立つこともあった。 また、画像では「急行」幕を掲出しているが、通常は白幕のまま急行運用に就くことが多かった。 |
キユ25−4![]() 予讃本線 多度津駅 1983年9月 パノラミックウィンドウ装備の後期形。 |
キユ25−3![]() 予讃本線 丸亀駅 1985年10月 キハ20&キハ40形を5両従えて、6両編成の通学列車の先頭に立つ。 |
![]() 土讃本線 讃岐財田駅 1984年1月 キユ25形は基本的にキハ58形と同車体だが、屋根の盛り上がり具合が小さく、微妙に車高が低い。 こうしてキハ58形と並べてみると違いがよく判る。 |
![]() 予讃本線 多度津駅 1986年3月24日 廃車となり多度津駅構内で留置中のキユ25−2。 左にももう1両キユ25形(車番不明)。 |
![]() 土讃本線 讃岐財田駅 1985年3月 1971年に製造された3/4号車には、同時期に製造されたキハ65形と同様にウィンドウウォッシャノズルが装備されていた。 |
郵便車両の固有装備
〜郵便車の通報ブザー〜 かつての郵便車両には、車室内で従業中の郵便職員に外部から異常などを知らせるためと思われるブザーが装備され、郵便気動車の場合は前位運転台助士席側の正面窓の下、あるいは後部標識灯の近くに、その押しボタンが取り付けられていた。 ただし取付位置については変化があり、例えば四国配置のキユニ26形の場合は1973年9月に改造された1号車と2号車は、前面及び妻面の向かって左側の標識灯掛けの脇に取り付けられているが、それ以降の車両については貫通扉左上、幌枠台座との間の狭い酢ぺーっすに取り付けられている。 もちろん、それ以前に改造または新製されたキユニ15形やキユ25形は標識灯掛けの脇で、逆にキユニ26形よりも後に登場したキユニ28形は貫通路脇に付いている。 推察される理由としては、従前は車外からのみボタンを押す前提であったのが、(貫通路で繋がった)隣接車両から押しやすい位置に変えたものと思われるが、この方針転換に至った理由は不明である。 なおキユ25形については、郵政博物館収蔵の新製直後と思われる画像ではブザーの存在は確認できないことから、後付け改造によって設置された可能性もある。 (キユ25形前期形)→(画像) (同後期形)→(画像) ※リンク先:郵政博物館(Web版) |
※ちょっと注釈※
〜形式の見方〜 形式のカタカナ表記の「ユ」は郵便車「ニ」は荷物車で、例えば荷物専用気動車なら「キニ○○」という形式になる。 だから「キユニ○○」という形式なら、車体の一部が荷物室と郵便室に別れている気動車という事で、郵便物の普通荷物の両方を積載できるという事。 ちなみに「ハ」は普通客室で、「キハユ○○」だと、車体の半分が普通の客室で残り半分が郵便室ということである。 このように異なる種類の用途の小部屋をいくつか持っている車輌のことを「合造車」と呼ぶ。 また、2桁の形式番号の50台はエンジンを2台搭載した勾配線区向けの車輌、50未満は1台エンジン車であることを表す。 |