ここが四国一不便な駅、坪尻だ!(^^;

〜1997年6月当時〜


※文中標記等は全て1997年当時の物です



 まずは、場所の確認。

 JR坪尻駅は、土讃線の起点多度津から32.1キロ、岡山からなら特急と普通列車を乗り継いで2時間弱、高松からなら普通列車でも1時間半というところにある。

 香川県側からだと、私の実家のある町の駅である讃岐財田を過ぎて香川・徳島県境のトンネルを出たすぐのところ、峠の途中にあるスイッチバック式の駅である。

 1998年のこの駅の1日平均乗降客数はわずか2名、恐らく今はもっと少ないと思われる。
 1日の停車列車本数は上下合わせて14本、一方通過する列車は同35本(定期列車のみ:2003年2月現在)。



列車でのアプローチ
(1997.10.1.改正当時)
列車名
快速
マリン
ライナー
9号
特急
 し
 ま
3ん
号と

特急
 南

5風
号 

快速
マリン
ライナー
27号
特急
 し
 ま
7ん
号と

特急
 南

9風
号 

快速
マリン
ライナー
43号
特急
 し
 ま
11ん
号と

岡山
822


1219

1232


1519

1632


高松

851


1149

1325
1249



1709

坂出
903
905


1223
1311
1338
1319


1712
1723

904
906


1223
1312
1338
1319



1724

多度津

917

1305
1240

1349
1335
1605


1736


918

1306
1244

1350
1338
1606


1736

琴平

926

1314
1300

1359
1356
1614


1746


926
939
1314
1318

1400
1413
1616
1638

1746
1805
坪尻


1009

1403


1442

1707


1835

※上手く乗り継げるのはこれぐらい、、、、(^_^;





 駅舎の様子。

 ホームと場内の様子。

 駅を通過する「しまんと」と、待避中のキハ65+58ローカル。

 駅から下り方場内を望む。

 下り方から見た駅の様子。

 引き揚げ線の終端付近と馬の背トンネル入口。

 馬の背トンネルから飛び出す2000系TSE「しまんと」

 はるか上を走る国道32号線。

 高低差は約100m。

 雨量計。

 ホーム上に地べたに設置されている。

 待合室に置かれている旅ノート。

 駅名票。



駅周辺の状況




 3本ある道は全て人だけが通れる山道。
 自転車は、、、まぁ、MTBなら通れそうだが、怪我したくなかったらやめておいた方が良かろう(^^;;

 1本は上の国道に繋がっているが他の2本は本当に山の中に入っていってしまう。


 左側の廃屋は元の信号扱い職員の詰所だったらしいが、今は朽ち果てて倒壊している。
 右側の廃屋は間取り5部屋ほどで、雑貨店だったという話。


 近くの川には小さな滝があり、淵になっている。澄んだ緑色をしており、食用になる魚ぐらいは釣れそうである。

 ただ、右手の引き上げ線からだと川面まで10m程度の高低差がある。
 国道へ通じる道を進んで、最初のV字路の所に下へ降りていく獣道があったので、恐らくそこから川へ下りられるのではないかと思う(未確認)。



 この駅から一番近い民家までは、恐らく歩いて10分以上はかかるだろう。
 ある程度の物品は予めきちんと用意しておくべきだろう(泊まるつもりなら(^^; )

 いざというときの買い出しは、下り普通列車に乗って3つ目(所要20分弱)の阿波池田まで行けば、大抵のモノは揃うはず。







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