箸蔵駅 (土讃線)
駅番号:D20

住所徳島県三好市池田町州津
開業日1929年4月28日
電略ハシ
標高139m
乗降客数 (1989年)350人
(1999年)338人
形態対面2面2線
主な設備




 坪尻から25パーミルの連続勾配を下りてきたところにある駅。
 国道32号線をアンダーパスしたところに駅がある。
 駅のすぐ近くに池田高校三好校(旧三好高校)があり、通学・帰宅時間帯には多くの高校生の利用がある。

 箸蔵寺の最寄り駅で、当駅近くにロープウェー乗り場があるが、普通列車のみが停車する。

 駅前を走る国道32号線には四国交通のバス停があり、阿波池田駅行きのバスが走っている。

箸蔵山ロープウェイ
四国交通


 2010年8月にバリアフリー対応工事が一応完了し、ホームの一部が嵩上げされた。




 一線スルー対応の対面2面2線。2番線が上下本線。
 昔は2面3線だった。

 2010年度にバリアフリー対応工事が行われて一部嵩上げされたが、嵩上げ分は21m1両分のみの長さとなっている。
 嵩上げ長さやその処理方法など、塩入駅とほとんど同じパターンとなっている。


 駅舎からホームに入って右手にある跨線橋と、その銘板。

 当駅の「箸」の字は、常用漢字表では「者」に「`」が付くのが正式であるが、この跨線橋の銘板の「箸」の字には「`」が付かない

 島式ホーム側にはかつて木造の待合室があったが、2019年度に撤去されてしまった。

 上り方場内。
 2番ホームの外れに35kmのキロポストがある。

 場内を抜けるとすぐ、坪尻駅へ向けての25‰上り勾配が始まる。

 下り方場内。

 場内を抜けてすぐに25‰の下り勾配となる。

 島式ホームだった頃の名残。

 かつては3番ホームのほか、留置側線も1本あったが、いずれも民営化後に撤去されている。


 まだ当時の枕木が残っている。


 保線基地になっている元の貨物ホームと貨物扱い所跡。

 ちなみに担当は徳島保線区の模様。


 もう文字のほとんど消えかけた、観光名所案内板。

 駅名標。


 かつて2番ホームに建っていた待合室。

 箸蔵寺参拝客などで賑わっていたであろう、このクラスの駅としては比較的大きな待合所であった。


※2018年11月29日撮影


 2008年当時の駅舎と、ホーム打ち上げ前の構内の様子。


※2008年4月6日撮影

 2001年当時の駅舎。


※2001年8月30日撮影


国鉄時代

 箸蔵で行き交うキハ47+キハ58の普通列車。

 右手奥に、3番ホームのさらに外側の留置側線のレールが見える。


※1986年5月5日撮影

 国鉄時代の箸蔵駅の、実にシンプルな駅名標。


 なお、箸蔵駅の「箸」の字は、常用漢字表では「者」に「`」が付くのが正式で、現在の駅名標と駅舎の入口のプレートも、ちゃんと点の付いた「箸」が使われているが、この当時の駅名標や、上記の跨線橋の銘板に書かれてる「箸」には点が無いw


※1986年5月5日撮影





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