佃駅 (土讃線)
駅番号:D21/B24

住所徳島県三好市井川町西井川
開業日1950年1月10日
電略ツク
標高94m
乗降客数 (1989年)104人
(1999年)82人
(2010年)27人(乗車人員
形態島式1面2線
主な設備




 阿波池田の一つ多度津側にある、徳島線の分岐駅。ただし徳島線の列車は、全てが阿波池田まで直通する。
 普通列車のみが停車する。

 当初は1929年に信号場として設置されたが、1950年に駅に昇格した。

 駅の乗降客数は少ないが、徳島側の隣駅である辻駅と多度津側の隣駅である箸蔵駅のすぐ近くに高校があるため、通学・帰宅時間帯には乗り換える学生で狭いホームが混雑することがある。


 開業から長らく、当駅には土讃本線の列車しか停車しなかったが、1962年7月18日から徳島本線の列車も停車するようになり、同時に同線の終点が当駅に変更となった。


 ホームは島式1面2線。20m級6両分の長さがある。

 原則として、1番線が土讃線、2番線が徳島線だが、列車交換のある場合はこの限りではない。
 なお、土讃線側のみ一線スルーとなっており、土讃線の通過列車は1番線を通過する。

 阿波池田方の半分ほどの部分だけが、電車気動車兼用の高さ(線路面上920mm)になっている。
 嵩上げされた時期は不明であるが、恐らく徳島線で1000形気動車の運用が始まる直前の1989年度ではないかと思われる。

 ホームの多度津・徳島方の半分は、客車用の低い高さのままになっている。


 跨線橋と、珍しく明朝体で表記されている銘板。


 上り方場内(多度津/徳島側)に並ぶ信号機。
 シーサスクロッシングもあり、ここだけを見ると北宇和島とよく似ている。

 ホームの下り方端部からは出発信号が見難いため、ホームの待合所屋根には主に車掌が確認するための補助灯火も設置されている。

 カーブしている下り方場内。
 1番線/2番線両方に安全側線が設けられている。

 左側2番線の脇に、徳島線の69kmのキロポストが建っている。

 佃駅で交換する「南風」。

 両方ともグリーン車無しの編成。


 吊り下げ電照式の乗り換え案内表。

 地上設置タイプもある。


 駅名標。

 隣接する分岐駅の表記位置が表と裏で異なっている。
 JR四国の分岐駅の駅名票は、全てこのように駅名票を見たときの感覚的な位置関係が一致するように表記されている。

 駅裏手を走る国道には「佃駅」の標識と駅方面へ降りられる階段などがあるが、その先には横断禁止とかで入口へお回りくださいといった標識や貼り紙がある、、、どうしろと言うのか?ww


 2008年度に、上り方ホーム端に柵が設置されている。


※2009年3月23日撮影




 2008年当時の様子。


※2008年4月6日撮影




 1997年当時の様子。

 この当時は、1番線側の安全側線のポイントが乗り越し分岐器ではなく通常の分岐器であったことが判る。
 また、4両編成の1000形気動車列車の最後部の1両が、ホームが嵩上げされてない場所に停車している様子も判別できる。


※1997年6月8日撮影





検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます