善通寺駅 (土讃線)
駅番号:D14

住所香川県善通寺市文京町一丁目
開業日1889年5月23日
電略セン
標高32m
乗降客数 (1989年)4,738人
(1999年)4,674人
(2011年)1,478人(乗車人員
(2014年)2,806人
(2017年)1,452人(乗車人員
形態併用2面3線
主な設備 みどりの券売機+
セブンイレブン

車deトレイン取扱




 善通寺市の中心駅。弘法大師ゆかりの総本山・善通寺の最寄り駅。
 また、明治時代から帝国陸軍の師団が配置された軍都でもあり、現在でも陸上自衛隊・第14旅団が配置されている。

 1986年11月のダイヤ改正までは全ての特急列車が通過し、1972年3月改正までは急行列車の一部も通過していたが、現在では全ての定期旅客列車が停車する。


 1889年の開業当初からの木造駅舎を使用しており、これは旧讃岐鉄道の駅舎としては最古&最後のものとなっている。
 なお、この駅舎は2002年6月25日に、文化庁から登録有形文化財に指定されている(跨線橋およびホーム上屋も同様に文化財登録されている)。


 片面1本+島式1本の2面3線。
 一線スルー対応で1番線が上下本線となり、120km/hで通過可能。

 この他、元の貨物ホームと保線用の引き込み線がある。

 2/3番ホームの中程に建っている土讃線の6kmのキロポスト。



 上り方場内。

 下り方場内。




 駅舎及びホーム屋根とともに登録有形文化財に指定されている跨線橋。

 その跨線橋内部の屋根は古レール使用の骨組みがむき出しだが、路面についてはアスファルト舗装されている。



 跨線橋の下をくぐる「サンライズ瀬戸」

 このなんとも言えないギリギリ感・・・ww

 その取付部分のアップ。

 架線の両脇に剛体部分があり、それによってパンタの高さを抑える構造になっているようだ。
 架線から剛体部分へ伸びる線と、剛体部分を支持する碍子があることから、この剛体部分にも通電して集電不良を防止しているのであろう。

 かつての側線は途中で分断されて行き止まりとなっている。

 裏手にある元の貨物ホーム跡は駐車場として活用。

 ただし構内をまたぐ歩道橋が無いので、踏切まで遠回りする必要がある。

 こちらは駅舎正面に向かって右手奥の駐車場脇に残る、かつての貨物ホームの名残。


 駅の北東側にはJAがあり、かつてはここでも貨物扱いを行っていた。




 駅名標。

 一般的な建植タイプと、電照式の吊り下げタイプがある。

 このうち吊り下げタイプは、丸ゴシック体+縦長矢印に自駅名が明朝体となる1991年当時の最最初期の様式。
 なお2024年8月時点では、同じ様式の駅名標はこれ以外では多度津・須崎駅の電照吊り下げ式と、新改駅の建植式の物しか残っておらず、大変貴重である。

 駅舎正面口。

 駅名表示はネオンサインになっていて、夜間は赤く光る。

 駅舎出入口付近に掲げられている、明治22年と記された建物財産票。

 待合室内の様子。

 画像の左側窓口のさらに左側に自動券売機が1台設置されている。

 1番ホームから改札を見る。
 
 早朝夜間は無人となる。

 2020年3月14日改正を機に、icoca簡易改札機が設置された。









 夜の駅の様子。


※2018年1月30日撮影




 2007〜2008年当時の様子。


※駅舎のみ2007年10月14日撮影
※その他は2008年3月16/21日撮影

 1997年当時の駅舎の様子。

 駅舎本体部分は同じだが、駅前広場が整理されている。
 また、向かって右手の建屋(元の貨物扱い所?)がこの当時はまだ健在でお土産物店などが入っていたが、現在は半分以上が撤去されている。


※1997年6月8日撮影





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