川田駅 (徳島線)
駅番号:B15

住所徳島県吉野川市山川町槻原
開業日1914年3月25日
電略カタ
標高35m
乗降客数 (1989年)354人
(1999年)280人
形態島式1面2線
主な設備




 旧・山川町(現:吉野川市)の西の外れにある、普通列車のみが停車する無人駅。
 旧国道沿いの集落の中にあり、近くには「川田まんじゅう」の本店がある。


 現在の川田駅は事実上二代目にあたり、当初は徳島鉄道によって1907年8月28日に現在と別の場所に開業。その4日後の国有化を経て、1914年に穴吹方面へ通じる新路線建設により、現在の位置に今の駅が開業した。


 ホームは島式1面2線。

 跨線橋があり、保線用の留置側線も備える。

 上り方場内。


 下り方場内。

 駅裏手のかつて製糸工場跡があった場所は、2018年現在は全て無粋なソーラーパネルで埋め尽くされて、残念な光景が広がっている。


 跨線橋とその銘板。

 徳島線の府中・牛島・学・山瀬・川田・小島・阿波加茂・辻駅は、跨線橋の着手/竣工日が全て同じになっており、一気に工事着手した様子がうかがえる(他に高徳線の板東駅も同じ日付)。


 1番線脇と駅裏手には、かつての貨物扱所の跡があり、保線用に側線が1本残されている。

 構内には徳島線の34kmのキロポストが建っている。

 駅名標。

 駅舎をホーム側から見る。


 画像左端の切れたところに蛇口が設置されているが、業務用らしく普段は取っ手が外されている。

 駅舎内の様子。

 2021年度末になって、駅舎内待合室に運行情報等表示端末が設置された。





 2018年当時の駅舎と跨線橋の様子。

 広告塔痕とおぼしき骨組みはこの時点で既に撤去されていた。


※2018年6月8日撮影








 2008年当時の様子。

 駅舎のホーム側屋根には、かつての広告塔と思われる骨組みが遅くとも2008年まで残っていたが、現在は撤去されている。

 また、かつては駅裏手に製糸工場があり、2008年当時までは建物が残っていた。
 当駅で貨物扱いをしていた当時は貨物列車が利用されており、駅裏手の線路敷地跡はその名残。


 駅名標横の電柱にかかっている、方面別乗り場案内板の位置が、↑の2018年および2021年と違うのにお気づきであろうか?


※2008年5月7日撮影

 2001年当時の駅舎。


※2001年9月1日撮影

 1997年当時の駅舎。


※1997年9月22日撮影





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