川奥信号場 (予土線)

住所高知県幡多郡黒潮町川奥
開業日1974年3月1日
電略オク
標高164m
形態(ホーム無し)
主な設備




 1974年の予土線・江川崎〜若井間の開業に合わせて設置された信号場。
 当信号場から若井駅までは、JR四国・予土線と土佐くろしお鉄道・中村線の二重戸籍区間となる。

 当信号場内には、土佐くろしお鉄道・中村線の8kmのキロポストが立っており、ここまでの若井駅からの距離は3.5kmとなっている。

 場内は概ね600Rの曲線となっており、2本の線路がある。
 以下の文章では、直進側となる中村線側を「1番線」、予土線側を「2番線」と呼んで区別することにする。


 窪川側から見た場内。

 1番線の中村線側が直進、2番線の予土線が分岐側となる。

 同じ部分の窪川方面を見る。

 1番線は直進とはいえ、65km/hの制限がある。

 少し下り方に進んで振り返ると、2灯式の出発信号機が2基並んでいる。

 2番線からの通過速度制限は40km/h。

 ほぼ同じ位置から中村・宇和島側を望む。
 遠くには出発信号機が並んでおり、その中継信号機が手前に設置されている。

 また、画像右下には中村線の8kmのキロポストも見える。

 さらに進むと4基の出発信号機とシーサスクロッシングがあり、その先で線路は宇和島方面(左)と中村方面(右)へ分かれる。
 出発信号機は、1/2番線両方について、それぞれ中村線/予土線方面への出発現示を行う。

 シーサスクロッシングを渡る際の制限速度は35km/h。

 さらにシーサスクロッシングの先まで進むと、右手に向かって勾配を下りていく中村線の第一川奥トンネルの入口が見える。

 左には、予土線の72.5kmのキロポストがある。

 ほぼ同じ位置で線路を渡り、窪川側を望む。

 1番線側を通過する、特急「南風」。

 そのまま直進して第一川奥トンネルに吸い込まれていき・・・

 約2分後に、ほぼ真下に再び姿を見せる。



 1997年当時の様子。


※1997年6月7日撮影





検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます