五郎駅 (予讃線)
駅番号:S17

住所愛媛県大洲市五郎
開業日1918年2月14日
電略コロ
標高14m
乗降客数 (1989年)86人
(1999年)86人
形態片面1面1線
主な設備




 かつての内子線の分岐・起点駅。

 もともと1918年に愛媛鉄道として開業した当初は、内子線は伊予大洲から分岐しており、当駅も単なる中間駅であったが、1935年の国鉄・予讃線の開通に伴って、起終点の向きを予讃線に合わせるため、内子線の起点が五郎に改められた。
 しかしその後、1986年3月の内子バイパスルートの開通に伴い、新谷から伊予大洲(伊予若宮信号場)へ取り付く新線が作られるとともに、内子線の五郎〜新谷間は廃止の扱いとなり、当駅は再び分岐路線の無い中間駅となった。

 駅前には住宅と商店がいくつか並び、県道を挟んですぐ肱川が流れている。


 現在は片面1面1線のみが残る。


 今も残る、旧2/3番ホームだった島式ホーム。

 島式ホームに残る、予讃線の245.5kmのキロポスト。

 すぐ横には、駅名票などが建っていた跡と思われる基礎も残る。


 かつての構内通路の痕跡。

 1番ホーム側の階段を埋めた跡や、乗り場案内のペイントも残っている。

 構内は結構広く、側線も何本かあった。

 上り方の場内を望む。

 画像右端のあたりに、2005年頃まではSL時代の給水塔が残っていた。

 線路は全て撤去されているが、保線用の資材置き場となっている、元の貨物扱所の跡。

 広い構内に昔日が偲ばれる。

 今となっては無駄に広い、元の駅舎跡地と駅前広場。

 駅名標。







 2008年当時の様子。


※2008年4月13日撮影




 2002年当時の様子。

 SL時代の給水塔はこの頃まではまだ残っていた。
 この後、遅くとも2008年までには撤去された。


※2002年9月18日撮影


 1997年当時の様子。

 まだ構内に給水塔が残り、構内通路の跡もはっきりと見て取れる。


※1997年6月7日撮影





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