(JR貨物) 高松貨物ターミナル駅 (予讃線)


住所香川県高松市香西南町347番地2
開業日2000年8月22日
電略タタ
標高約10m(測定値)
総面積約7.6ha
配線 着発荷役線:3線
解結線:6線
引上線:1線
機待線:2線
機回線:2線
機留線:3線
機留引上線:1線
検修線:4線
検修引上線:1線
材料線:1線
扱いコンテナ 12ft
20ft
30ft
ISO-20ft海上




 高松のサンポート港頭地区再開発に伴い、高松駅の貨物扱い機能を分離・移転して設置された。

 1996年12月に工事着手し、2000年8月に開業した。
 香西〜鬼無間で予讃線から分岐する形で設置されており、香西駅(高松駅)方面から直接進入することはできない。

 E&S方式(着発線荷役)対応のコンテナホーム1面/着発荷役線2本と、他にもう1本着発線を備える。おもに貨車の留置に使用される解結線が6本、機関車を留置する機留線が3本ある。着発線はいずれも行き止まりになっているため、機回し線を備える。
 このほか貨車検修庫があるほか、岡山機関区高松派出もある。
 ホームの大きさは、430m×45m。

 駅舎(?)は敷地内の北端にあり、JR貨物関西支社・四国支店も入っている。


 高知および徳島のオフレールステーションへの中継駅となっており、定期トラック便が運行されている。


 20221年現在は、本州方面の貨物列車が定期3往復+臨時2往復運転されているほか、四国内の新居浜へ2往復、伊予三島・松山へ各1往復の、合計9往復貨物列車が設定されている。
 全てが「高速貨物列車B」となり、本州方面は20両(3往復)または22両編成(2往復)、四国内は伊予三島行が8両、新居浜行が6両または9両、松山行が9両編成となっている。


 当駅は四国地区の貨物輸送の拠点として捉えられており、当駅開業前は高松を経由せずに多度津で分割併合を行って本州方面へ直通する列車や、松山〜新居浜間といった区間列車も運転されていたが、当駅開業後の2001年3月改正以降は、四国関係の貨物列車は全ての列車が当駅経由となっている。


 着発1番線で発車待ち中の貨物列車。

 一つ手前は機回1番線。

 機留線で並ぶロクゴー。

 71列車を牽引して着発2番線に到着後、3071列車として折り返すため機回2番線を行く「桃太郎」

 機留線3番で昼寝中の「桃太郎」。

 下り方にある線路。

 右端から順に機待線1番、機待線2番、引上線、通路線。
 左端の2本が予讃線。

 通路線を通って高松貨物ターミナルを発車する貨物列車。

 予讃線の上り線を乗り越す線形となっている。


 大型コンテナの荷役に活躍する、24t対応のトヨタ製トップリフター。

 2023年度(?)に新車に置き換えられた模様である。

 荷役中のトップリフター(旧型)。

 駅本屋すぐ近くには、登録抹消されたフルコンテナを転用した、運輸会社用の倉庫がある。
 現在設置されているのは、それまで使っていた老朽コンテナを2022年度に一斉に置き換えたものである。

 ナンバーを確認すると、中には数年前から高松貨物ターミナル駅構内で”寝かされていた”のが確認できる個体もある。

 待機中のトラック群。

 駅出入口に立っている道路標識。

 ・・・・EF65−PFかしら?w

 桃太郎踏切すぐ横の、予讃線の本線から分岐するポイントには、ポイント融雪器も設置されている。


 開業当時から2022年度まで、倉庫として使用されていた国鉄コンテナ。

 左画像は2021年の撮影で、2005年撮影の物と比べると、やはり老朽化が進んでいたのがよく判る。


 2023年度まで使用されていた、先代のトップリフター。


※2005年6〜7月撮影

 開業間近の高松貨物ターミナル駅。
 駅出入口から駅ビルを望む。


※2000年5月20日撮影(以下2枚とも)

 着発線1/2番からコンテナホームを望む。
 これは行き止まり側から下り方を眺めたところ。

 まだコンテナホームにはコンテナがひとつもない。

 ↑の逆方向。





検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます