1000形は足かけ7年にわたって4回に分けて増備されており、いくつか外観上の仕様変更箇所が発生している。 以下に、比較的目立つ点について列挙する。 |
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2023年9月現在もオリジナルの黒窓枠で残る1027形。 |
施工済みの1040形。 窓枠がグレーになっている。 |
片側だけ施工された例(1023形)。 |
オリジナルの幌。 1025形の例。 |
幌の交換された1033形。 |
幌交換直後と思われる1022形。 ご覧のように、車体はドロドロにもかかわらず、真新しいピカピカの幌を装備していることから、工場ではなく車両基地で交換されたものと思われる。 |
形式 | 1000形 | |
車体 |
(高知配置車海側) オリジナルはトイレ無し (高知配置車山側) (徳島配置車山側) トイレ設置車 |
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エンジンの搭載されている側が「前」で、屋上の冷房装置を見ればすぐに判別が付く(大きい方が「前」)。 トイレはエンジンのない側(=「後」)に設置されている。 |
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屋根 | ||
冷房装置は2000系と同じAU26形だが、後位側に搭載されている物はファンの部分が無い分小振りである。 ベンチレータについては、キハ32/54/185形と同一の物が搭載されているが、キハ54/185に比べて数が1基少ない。 また、列車無線アンテナが標準的なタイプではなく、細い針状の物を搭載しているなど、意外と特徴的な屋根上である。 なお、1051〜1056形については、列車無線アンテナは通常の一般的な太いタイプになっていたがこの6両は全て1200形に改造されて現存しない。 |
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製造元 | 新潟鐵工所 | |
製造両数 | 56 | |
残存両数(2017年現在) | 38 | |
最大外寸 | L | 21,300 mm |
W | 2,894 mm | |
H | 3,825 mm | |
台車中心距離 | 14,400 mm | |
重量 |
31.5 t トイレ付き車は 32.5 t |
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車体 | ステンレス | |
機関形式 出力 |
SA6D-125H 400PS/2,100rpm |
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変速機 |
DW14C (変速1段・直結2段自動変速) |
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最終減速比 | ||
燃料タンク容量 | ||
ブレーキ方式 |
機関・排気ブレーキ併用 電気指令式空気ブレーキ |
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ブレーキ装置 | 踏面片押 | |
台車形式 | S-DT57/S-TR57 | |
軸距 車輪直径 |
2,100 mm 860 mm |
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冷房装置 |
S-AU26 28,000 〜 40,000 kcal |
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客室暖房装置 | ||
許容最高速度 | 110km/h | |
車体構造・客室 | 3扉セミクロスシート | |
ドア幅 |
1,000 mm × 2 1,300 mm × 1 |
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シートピッチ | 1,500 mm | |
床面高さ | 1,150 mm | |
乗車定員 |
151(座席:80) トイレ付き車は 141(座席:75) |