第2編成のクハ112−2の運転台 座席背もたれの部分に車両番号の記述が残っているが、種車の車番と異なっている。 |
出入口ドア上に設置されたLED案内表示。 | ||||
6000系と見まがうばかりの113系の客室内 しかし乗り心地はかなり悪く、昔の近郊電車そのものである 座席も6000系の物と似ているが、それと比べるとサイズは小振りでかけ心地も悪く、ドア間の座席も6000系より1列少ない5列となっている。 |
モハ112形端部の固定クロス部。 この部分については、実シートピッチがなんと1.8m以上もあり、実は四国内で最も広いクロスシートであった。 |
モハ112形の下り方に設置されている業務用スペース。 |
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第2編成の製造銘板
いずれも製造者銘板は種車のものをそのまま残し、発注者銘板を日本国有鉄道から四国旅客鉄道に交換している。 だが、「鉄」の文字が正式社名である「金失」でなく、「金矢」標記となってしまっている。 |
2017年から多度津工場と多度津駅の廃車留置線を行ったり来たりしていた第3編成は、同年度末を持って廃車となった。 2018年の秋には既に座席やその他部品等諸々取り外されているのが確認されている。 ※2018年11月20日撮影 |
←伊予西条・琴平方 | 岡山・高松方→ | ||||||||||||||||||||||||
( )内改造種車車番 |
形式 | 形式 |
クハ112形 1〜3 |
クハ113形 1〜3 |
モハ112形 1〜3 |
モハ113形 1〜3 |
山側 | |||||
海側 | |||||
高松向き先頭車 | 下り向きの先頭車でトイレ設備を有する | パンタグラフを搭載し、業務用スペースを備えた中間電動車 | 中間電動車 | ||
側面方向幕は先頭車の後位側にのみ設置され、中間車には無い。 信号配管が車両中心線に対して山側に設置されているため、先頭車両スカート部のジャンパ栓は、車両正面に向かって左側に3本並んでいるのが上り形先頭のクハ112形、逆が下り方のクハ113形となる。 車体の形式表記については、基本的に全車両が中央出入口の高松(岡山)側に記載されているが、青系統の第1編成上り向き先頭車となるクハ112−1だけは、中央出入口の下り側(琴平・伊予西条側)に記載されている。 |
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屋根上 | |||||
屋根上は基本的に同じだが、無線アンテナと信号煙管の配置などが若干異なる。 ベンチレータはリニューアル改造の際に撤去された。 |
パンタグラフと避雷器が2対と、冷房装置が1基搭載された屋根上。 パンタの下から伸びているのはパンタ上昇用ワイヤーのパイプ。 | ベンチレータが撤去され、冷房装置以外は何も無い、実にすっきりした屋根上。 | |||
寸法 | L | 20,000 mm | |||
W | 2,950 mm | ||||
H | 4,077 mm | ||||
台車中心間距離 | 14,000 mm | ||||
パンタグラフ 折り畳み高さ | − | 3,995 mm | − | ||
重量 | 31.6 t | 38.4 t | 38.6 t | ||
車体 | 普通鋼 | ||||
電動機形式 出力 | − |
S-MT54D 120kw×4 |
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歯数比 | − | 4.82 | |||
ブレーキ方式 |
発電ブレーキ併用 電磁直通ブレーキ |
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ブレーキ装置 | 車軸ディスク | 踏面片押 | |||
台車形式 | TR62 | DT21B | |||
軸距 車輪直径 |
2,100 mm 860 mm |
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パンタグラフ形式 | − |
S-PS58 | − | ||
補助電源 | − |
150kVA 静止型 S-SIV150F | − | ||
空気圧縮機 | MH80A-C1000 | − | MH80A-C1000 | − | |
冷房装置 |
AU75B 42,000 kcal |
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客室暖房装置 | ? | ||||
許容最高速度 | 100km/h | ||||
車体構造・客室 | 3扉転換クロスシート | ||||
ドア幅 | 1,300 mm × 3 | ||||
シートピッチ | 910 mm (車端部クロスシートは mm) | ||||
床面高さ | 1,225 mm | ||||
乗車定員 | 131(座席:48) | 129(座席:44) | 134(座席:52) | 143(座席:56) |