土佐岩原駅 (土讃線)
駅番号:D28

住所高知県長岡郡大豊町岩原
開業日1935年11月28日
電略ハラ
標高203m
乗降客数 (1989年)
(1999年)28人
形態対面2面2線
主な設備




 大歩危から土讃線最長の大歩危トンネル(4,179m)を抜けて、高知県に入って最初の駅。高知県でもっとも北にある駅。
 普通列車のみが停車する山間の小駅である。

 1960年代は当駅始終着の普通列車が存在した。
 当時の国鉄四国支社(当時)が推進した動力近代化政策に基づく列車大増発の中で、大豊町内だけを走行する通称”大豊列車”が設定され、当駅(一部は大歩危)と繁藤(設定当初は”天坪”)の間を往復する気動車普通列車が多数設定されていたことがある。


 2021年秋に従来の木造駅舎が取り壊され、現在はそのまま駅舎無しとなっている。


 ホームは対面2面2線で、弧を描いている。


 互い違いの跨線橋がある。

 竣工銘板の「とさ」が小さくひらがなで書かれているのがカワイイw
 着手/竣工日は、塩入・箸蔵・三縄・繁藤の跨線橋とと同じ日付になっている。

 上り方場内。
 一線スルー未対応。

 かつては1番線側から短い貨物側線が分岐していた。

 下り方場内。

 画像左下には72.5kmのキロポスト。

 画像中央あたり、青矢印の部分にあるのは、「ここを越えて停まると隣の線路を通る車両を接触する」という接触限界標識。すぐ横の上り1番線にはATSの絶対停止地上子もある。

 だがこの場所、、、ホームの途中(汗)

 上り方のホーム端にひっそりと残る、方面乗り場案内。

 駅舎が撤去されてむき出しとなった出入口階段。
 発車時刻表なども雨ざらし状態で設置されている。

 郵便ポストもすぐ横に移設された。
 なお、以前駅舎横にあった公衆電話は、この駅出入口の正面向かい側(=撮影者の背側)に移動している。
(1番ホーム側)

(2番ホーム側)

 駅名標。

 2021年度に、2番ホーム側の駅名標が、新しいゴシック体の現行様式の物に更新されている。


 駅を通過する特急列車。



 2021年末、先代駅舎撤去直後の様子。
 コーンで立入が規制されていた。


※2021年11月15日撮影


 2021年末時点の仮設の駅ホーム出入口。
 木造というのが、いかにも高知県らしい


※2021年11月15日撮影


先代駅舎




 2001〜2018年当時の駅舎。

 旧駅舎に掲出されていた駅名は、2001年時点でき既に駅名の「土」の文字が脱落していた。
 2008年時点では「岩」の上半分も撮れて取れてしまっており、数年間放置プレイだったようだが、2011年春に綺麗になっていた(下記)。


※(左画像上から)
 1枚目:2001年8月30日撮影
 2枚目:2008年4月6日撮影
 3枚目:2011年4月6日撮影
 4枚目:2018年11月29日撮影


 以前はブロック文字だったが、更新時(2009〜2010年頃と思われる)には脱落を防ぐためか、印刷プラ板(?)になっていた。


(上:2008年4月6日撮影)
(上:2011年4月6日撮影)

 旧駅舎からホームへの階段。
 元よりスロープなどというものは無かった。


※2018年11月29日撮影

 駅舎内の様子。入口から改札側を見たところ。
 かつては左側に売店があった。


※2018年12月4日撮影





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