大歩危駅 (土讃線)
駅番号:D27

住所徳島県三好市西祖谷山村徳善西
開業日1935年11月28日
電略オケ
標高181m
乗降客数 (1989年)408人
(1999年)290人
(2010年)83人(乗車人員
(2014年)73人(乗車人員
形態併用2面3線
主な設備コインロッカー




 大歩危観光の最寄り駅。

 1986年までは一部の急行列車のみが停車していた。1986年11月1日のダイヤ改正からは一部の特急が停車するようになった。
 2008年3月15日のダイヤ改正からは、ついに全ての特急が停車するようになった。

 国鉄時代から伝統的に当駅始終着の普通列車が設定されており、臨時の「トロッコおおぼけ」も当駅折り返しとなっていた。現在は観光特急「四国まんなか千年ものがたり」が当駅始終着となっている。

 2010年に完全に無人化されたが、駅舎内には観光案内所が設置されている。


 駅前に四国交通のバス停があり、阿波池田駅方面、ならびに祖谷橋方面へのバスが運行されている。


四国交通




 ホームは島式+片面の2面3線。
 3番線は、元々は留置側線だったところに1989年頃に21m車2両分程度の短い木製床の仮設っぽいホームが設置され、後年コンクリートで全面的に作り直されているが、長さは2両分のままとなっている。

 一線スルー対応で1番線が上下本線。

 一番長い2番ホームでも長さはギリギリで6両編成対応。

 駅構内を、かずら橋方面へ向かう県道が跨いでいる。


 上り方場内。

 災害時の抑留を考慮しているため、場内がかなり長い。
 遠く本線(1番線)出発信号手前に見えるのは、土讃線の65kmのキロポスト。

 2/3番の出発信号機がかかっている鉄骨製片持ちの信号架は、JR四国の駅としては3箇所(阿波池田・大歩危・八幡浜)にしかない希少なもの。

 下り方場内。

 1番線から保線用側線へのポイント部。
 奥には「×」の停止位置目標があり、6両編成以上の場合は先頭車両がこのポイントの上に乗った状態で停車する。

 下り方の場内を抜けたところに、徳島保線区と高知保線区の境界票が立っている(ポイント駆動装置のあるあたり)。


※2013年3月30日撮影

 少しズームイン、、近くのポイントには融雪装置が設置されているのが判る。

 1/2番ホームにある、かずら橋のミニチュア。

 3番ホームから駅舎側を見る。

 構内通路があり、上下本線である1番線を渡る方と2/3番線を渡る方(3番ホームへ渡る方)は、それぞれ個別に動作する。


 保線基地となっている、元の貨物扱所の後。
 貨物ホーム跡は中がくりぬかれてガワだけの状態になっている。


 駅舎内の様子。

 元の駅事務室側も休憩室として利用できる。

 駅名標。


 駅裏手(河岸側)は桜並木になっており、現在は構内通路からそのまま裏手へ続く遊歩道が整備されている。






 2008年当時の構内の様子。

 この当時の3番ホームは2両分が仮設で延長されて、4両分の長さが確保されていた。
 仮設で延長されていた期間は不明であるが、2013〜15年の間に仮設部分が撤去されている。


※2008年4月6日撮影


 1997年当時の構内の様子。
 当初木製床だった3番ホームは、この時点で既に現在のコンクリート製(床のみ)に造り替えられている。

 旧貨物ホーム跡に建物が建っていた。


※1997年6月8日撮影

 大歩危駅で発車待ち中の「サヨナラDF50 秘境号」車内から。

 当時まだ3番ホームは影も形も無かった。


※1983年8月21日撮影





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