小歩危駅 (土讃線)
駅番号:D26

住所徳島県三好市山城町西宇
開業日1935年11月28日
電略コケ
標高170m
乗降客数 (1989年)102人
(1999年)58人
形態対面2面2線
主な設備




 大歩危秘境観光の最寄り駅、大歩危のひとつ高松寄りに位置する。

 1935年11月28日の開業時は「西宇駅」を名乗っていたが、1950年10月1日に、現駅名に改称した。
 普通列車のみが停車する。



 ホームは対面2面2線。

 開業当時は片面ホームのみの棒線駅であったが、山側に短い貨物側線を1本備えていた。
 後年山側をさらに削って、2番ホームが増設された。


(参考:朝日新聞出版 週刊朝日百科 歴史でめぐる鉄道全路線 〜国鉄・JR〜 No.43 土讃線 より

 下りホーム残る中途半端な継ぎ足しの跡。
 なお、ホームは1/2番ともに1992年に一度全て作り替えられており、延長部分はそれ以降の施工と思われる。

 上りホームも同様に半端な延長部分がある。
 コンクリ部分は1992年施工との銘板がある。

 上り方場内。

 一線スルー対応で2番線が上下本線だが、急カーブがあるため速度制限を受ける。
 副本線(1番線)から本線へのポイントは制限35km/hとなる。

 下り方場内。

 かつては1番線左脇の平場で貨物扱いを行っていた。

 その貨物ホーム跡。

 現在は保線基地となっており、国道から上がってくる道もある。

 元の貨物扱所の一角に立っている、59.5kmのキロポスト。

 国道32号線から駅へ上がる階段。

 下の駐車スペースは、普通車だとせいぜい4台まで。

 現在の駅舎。


 駅舎内の様子。
 待合室は4方向のうちの3方向に出入口がある。

 駅舎入って右の出口を出ると、1番ホームへのスロープと2番ホームへの構内通路に繋がる。

 1番ホームへの階段は、駅舎を入らずにその手前にある。

 駅名標。

国鉄時代


 国鉄時代の小歩危駅。

 現在の駅舎にリニューアルされる前の旧駅舎が写っている。
 ホームの様子も現在とずいぶん様子が違うのが判る。


※1986年5月5日撮影





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