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ホームは片面の1本のみ。
2010年度にバリアフリー化対応工事として、ホームの一部が嵩上げされたが、嵩上げは同じスイッチバック駅の坪尻と同様に、ワンマン列車の出口部分のみとなっている。
線路脇の停止位置標識は、以前は◇の「5」と同じ標柱に□の「3」「4」も設置されていたが、2010年に脱落した後は設置されていない。
ちなみに、□は機関車牽引列車(主に客車列車)の位置を示し、◇は電車及び気動車の停止位置を示す。
四国内では既に、予讃線の貨物列車を除いて機関車牽引の定期列車が無くなったことから、□の標識は「×」表示以外は全て撤去している駅が多く、当駅もそのパターンになったのであろう。
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線路終端側を見る。
夏場は見えない車止めだが、秋期以降は草が刈られて見える状態となる。
坪尻よりは若干有効長が長いとはいえ、国鉄時代の6両編成の上り客車列車では牽引機関車が車止めの寸前まで突っ込んでいた。 |
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駅本屋側から本線側を見る。
出発信号は、下り出発信号と、上り第1出発信号の2つが並ぶ。上り第1出発信号はもちろん、スイッチバック線へ入るための信号。 |
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本線と場内線の分岐・合流部。直線側が本線で、左手奥が折り返し線、右手が駅ホーム。
通過列車でも、70km/hの速度制限を受ける。
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上り方を望む。
本線脇には通票閉塞時代のタブレット授受のための短いホームもまだ残っている。
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下り方の折り返し線。
坪尻駅のそれと比べると多少有効長が長い。
真ん中あたりから振り返ると、下り列車がホームに入るための第2場内信号と、上り列車が出発するための上り第2出発信号が並んでいる。 |
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終端付近。
振り返ると、左に本線に対しての場内信号機が立っているのが見える。
右側には、下りの機関車牽引列車の場合は編成長によっては先頭機関車が車止め近くまで突っ込むことがあるため、そのスイッチバックする列車に対しての中継信号機が設置されている。
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シーサスクロッシング部。
実はJR四国でシーサスクロッシングのある停車場は意外と少ない(2018年12月時点で12停車場)。 |
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駅舎内の様子。
撮影時点では、駅前に至る道路が通行止めとなってから5ヶ月が過ぎており、以前に比べて手入れがしにくくなっているのか、訪問時点では待合室内は一面水浸しの状態であった。 |
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駅名標。
一見すると通常の丸ゴシック体パターンのようだが、よく見ると駅名ふりがなが明朝体になっている。
これは1991年に駅名標をJR四国様式に更新開始した当初の最初期の様式で、建植式のものとしては最後の残存例となっている。
同じ様式の駅名標は、他には善通寺駅の電照吊り下げ式の物しか残っておらず、大変貴重なものである。
駅名票の近くに、通常のワンマン列車の停止位置表示と、それとは別にキハ32形下り列車専用のそれが設置されている。
前者は比較的以前からあったが、後者は2010年のホーム嵩上げ時に追加された模様。
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駅舎の隣にある機器建屋。
屋根上には雨量計が設置されている。
雨量計は以前は駅舎の前に設置されていた(過去↓の駅舎画像を参照)が、遅くとも2010年11月以降にこの場所に移設されている。
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