土佐山田駅 (土讃線)
駅番号:D37

住所高知県香美市土佐山田町宮前町
開業日1925年12月5日
電略ヤマ
標高43m
乗降客数 (1989年)2,704人
(1999年)3,112人
形態併用2面3線
主な設備 みどりの券売機プラス
セブンイレブン

コインロッカー

車deトレイン取扱




 JR四国最高標高となる繁藤駅から、連続25‰勾配を下りたところにある、香美市(旧土佐山田町)の中心駅で、市役所もすぐ近くにある。

 かつては当駅を通過する特急列車もあったが、現在は全ての旅客列車が停車する。高知方面からの列車で当駅で折り返す列車も多い。
 また、当駅から北側へ貨物線が延びていたが、今は無い。

 JR四国バス・大栃線が、当駅から大栃方面へ運行されている。以前は龍河洞方面への路線もあったが、廃止された。
 このほか、土佐電バスが高知駅と高知工科大学方面のほか、龍河洞への路線も運行している。

土佐電バス


 2021年度末に、みどりの窓口が閉鎖されて代わりにみどりの券売機プラスが設置された。


 改札付近の様子。

 ホームは片面+島式の併用2面3線。いわゆる「国鉄スタイル」。
 かつては通過列車もあったことから一線スルー対応で、2番線が上下本線となる。

 1番ホームは16番乗車口まであり、21m級8両編成に対応するが、高知県内の駅で8両編成対応のホームを持つのは、当駅のこのホームだけである。
 なお、2/3番ホームは7両編成までの対応。

 上り方場内。

 左手の住宅地の間(2番線の出発信号機の右側)を、左へカーブしていく線路跡があり、これは駅の北東側にあった専売公社工場への専用線の跡である。
 ちなみに同専用線は1954年の開業であったが、専売公社工場は10数年ほどで閉鎖され、その跡地には協和農機(当時:現在のヤンマーアグリ)の工場ができて専用線も同社が継続使用していたものの、それも1980年代に入る頃には使われなくなってしまった。


 下り方場内。

 下り方1番線の出発信号脇には、土讃線の111kmのキロポストが建っている。




 古レールと木材で構成された、古風な跨線橋。

 留置側線は今は1本のみだが、かつては複数本あった。

 駅に隣接、、、というより、ホームに隣接しているビジネスホテル「ダイワ」。

 鉄ちゃんなら、北側の部屋を取るべし?

 吊り下げタイプの駅名標。

 漢字&フリガナともに角ゴシック体となっている。

 こちらは地面から生えているタイプの駅名標。

 駅前のバス乗り場。

 駅前の観光案内所もアンパンマンに染まっている。






 2008年当時の様子。

 駅前の椰子の木がかなり育っていた。
 あまりに育ちすぎたためか、2018年時点では途中で切り落とされている。


 この当時の吊り下げタイプの吊り下げタイプの駅名標は、漢字表記は旧国名部分が小さい丸ゴシックでフリガナ部分が明朝体で、JR四国発足後の新様式駅名標の最初期タイプの残存例であった。


※2008年5月8日撮影

 1997年当時の駅舎。


※1997年6月8日撮影





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