由岐駅からひと山越えたところにある、普通列車のみが停車する小駅。
当駅と由岐駅の間に、臨時乗降場である田井ノ浜駅がある。
元々は駅舎があったが取り壊され、簡易な切符売り場が設置されていたが、それも今では窓が板で塞がれて閉鎖されている。
ホームはそれよりも高いところにあり、従来は階段のみであったが、昨今のバリアフリーの潮流に則り、2005年頃にやや大がかりなスロープが設置された。
このほか、2009年度には1200/1500形気動車乗り入れに備えてホームの一部が嵩上げされた。
駅周辺は漁業を中心とした集落となっているが、国道へ出る県道は狭く、道路交通は非常に不便である。
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ホームは片面1面1線。 |
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2009年度の工事で一部ホームの嵩上げが行われたが、嵩上げされたのは下り方2両分の長さだけで、上り方2両分は以前のままになっている。
そのため、現在は3段階の高さのホームを見ることができるが、特に上り方(徳島側)の約10mは非常に低く、線路とそう変わらない高さになっている。
また、現在のホーム下には、かつてのホームの痕跡を見ることが出来る。 |
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ホームへの階段と、車椅子用のスロープ。
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階段が出来る前に使用されていたと思われる、ホームへの登り通路。 |
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かつての駅舎の基礎の跡は今でもわずかに見ることができる。
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ホームの待合室の様子。
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駅名標。 |
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ホームの一部嵩上げから間もない、2010年当時の様子。
※2010年9月8日撮影 |
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2008年当時の様子。
その特に低い部分を車両の高さと比べると、こうなる。
この部分は、2009年度のホーム嵩上げ後もまだ残っている。
※2008年5月23日撮影 |
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1997年当時の様子。
※1997年12月15日撮影 |
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