山河内駅 (牟岐線)
駅番号:M22

住所徳島県海部郡美波町山河内
開業日1942年7月1日
電略ヤカ
標高65m
乗降客数 (1989年)56人
(1999年)44人
形態片面1面1線
主な設備




 日和佐からすこし山側に登ったところにある駅。
 普通列車のみが停車する。

 国道55号線からそれた旧道沿いにあり、駅前には数軒の民家があるが、周囲はひっそりとしている。

 2009年度にバリアフリー化工事が実施され、ホーム嵩上げと車椅子用スロープ設置が行われた。



 現在のホームは、片面1面1線。
 元は島式ホームで貨物側線などもあったが、国鉄時代のかなり早い時期に現在の1番線以外は撤去されて、棒線駅となった。

 過去の雑誌記事によれば、1950年代にはもう既に交換設備が撤去されてしまったらしい。


 下り方端部は他の部分よりやや新しいコンクリート造りで、後年の延長と見て取れる。

 2009年度のバリアフリー化工事によるホーム嵩上げ量は、ごくわずか。

 現在のホームの下に埋まっている旧ホーム。
 これを見ると、元々は駅舎から階段を上がったところにあった構内通路からスロープで島式ホームに繋がっていたと想像できる。

 元は駅舎があったが、取り壊された。
 ホームは元の駅舎よりもさらに高いところにある。

 手前の階段を上がったところが、元の1番線。さらに上がると、現在の1番ホーム。

 左手の上がったところには元の貨物ホームが残っている。

 2009年度に新たに設置されたスロープ。
 しかし、上画像のように駅出入口側には階段しかなく、車椅子の通れるような道は無い。

 実は広場から駅前の道路へ未舗装路が続いており、つまり車椅子はそこを利用してくださいということだろう。


※2010年9月8日撮影


 元の1番線跡と、貨物ホーム跡。
 恐らく貨物用の側線も構内通路のあったあたりまで伸びていたのであろう(下り方へレールが繋がっていた可能性もある)。

 構内には、徳島電気区の山河内中継所がある。


※2010年9月8日撮影

 駅名標。

 JR四国三代目様式。







 ホームの一部嵩上げが完了した2010年当時の様子。


※2010年9月8日撮影







 2008年当時の様子。

 赤錆の浮いた街灯が良い感じ(?)であったが、これ以降2010年までの間に電柱に立て替えられたようだ(上画像参照)。
 また、ホームへの上り階段にはまだ手すりが無かった。

 駅名標は、この頃までJR四国初代様式後期タイプが残っていた。


※2008年5月23日撮影


 2003年当時の様子。


※2003年9月18日撮影



 1997年当時の様子。


※1997年12月15日撮影





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