市坪駅 (予讃線)
駅番号:U01

住所愛媛県松山市市坪西町
開業日1964年10月1日
電略チホ
標高14m
乗降客数 (1989年)80人
(1999年)288人
(2005年)678人(乗車人員
形態対面2面2線
主な設備




 気動車用旅客駅として開業。
 かつては寂しい棒線駅だったが、坊ちゃんスタジアムや武道館が隣接して立ち並んだことからそれらの最寄り駅となり、2002年7月に交換・待避設備や引き上げ線などが整備され、当駅での折り返し列車の設定も可能となっている。

 駅の南に石手川橋梁、北側に重信側橋梁があり、いずれも当駅より高い位置にあるため、少し下った窪地に駅が設けられている。


 なお、開業は1964年であったが、それ以前からこの付近に仮乗降場があったらしい。


 松山駅高架化事業に関連して、当駅の場内を上り方に延長して線路容量の向上が図られた。



 ホームは対面2面2線。元々棒線駅だったところに待避設備を追加しているので、もちろん一線スルー対応。1番線が上下本線となる。

 1番線側が元々あった線路で、2番線側は駅西側の公園整備に合わせて増設された。

 1番ホーム側出入口。

 上り階段は元々は鍵状に曲がっていたが、ホーム拡幅に合わせて現在の形状に変更された。

 2番ホーム側出入口。

 階段とスロープがそれぞれ別に設置されいている。


 上り方場内を望む。

 2019年に場内が延長されて、部分複線の扱いとなっている。
 片渡り分機器が2つ設けられている。

 下り方場内。
 1番線側に安全側線と、2番線側には折り返し列車のための短い引き上げ線がある。

 場内を抜けたすぐ先が重信川橋梁。


 駅名標。

 1番ホーム側は駅ナンバリング導入前の物にナンバリングシールを貼ったもの、2番ホーム側は導入後に新調したもので、それぞれデザインが異なる。



 駅構内の1番線側には、橋梁が存在する。

 元々水路があったのか、避溢橋なのか不明であるが、国土地理院の1970年代当時の衛星画像を見ると、この橋梁の場所に湿地か水場らしき地形が写っているが、それが何なのかは判らない。
 ただ左の真ん中の画像の通り、後年の増設である2番線側は橋梁こそ無いものの下部は空洞になっており、また橋梁の右端部分には蓋の付いた水路も残っており、今でも避溢橋としての機能を残しているのかもしれない。


↓国土地理院サイト掲載、1974〜78年撮影衛星画像を一部加工
 





 2008年当時の様子。


※2008年4月13日撮影


 2004年当時の様子。


※2004年2月29日撮影


 交換設備が増設される前の市坪駅。


※2001年9月17日撮影





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