観音寺駅 (予讃線)
駅番号:Y19

住所香川県観音寺市栄町一丁目
開業日1913年2月20日
電略オン
標高2m
乗降客数 (1989年)4,526人
(1999年)3,854人
(2012年)1,563人(乗車人員
(2014年)3,078人
(2017年)1,592人(乗車人員
形態併用3面4線
主な設備 みどりの窓口
ワーププラザ
セブンイレブン
リトルマーメイド

地下道

車deトレイン取扱




 観音寺市の中心駅、観音寺。

 1972年3月改正から1975年3月改正までは、特急「しおかぜ」が通過していたが、その3年間を除けば、全ての定期旅客列車が停車する重要駅である。
 多度津方面からの普通列車は過半数が当駅で折り返すほか、伊予三島方面からの普通列車でも当駅折り返しとなるものが相当数設定されている。


 砂の銭形は、当駅から車で5分程度。


 ホームは片面2本+島式1本の3面4線。
 1番ホームが改札を入ってすぐの段差無しで、2〜4番ホームは地下道で結ばれている。

 特急列車については、上下列車ともほとんどの列車が1番線から発着する。

 各線とも上下両方向への出発信号機がある。
 元々は島式1面2線のみだったが、国鉄時代に片面の3番ホーム(現在の4番ホーム)が増設され、さらに民営化後に現1番ホームが増設された。

 4番ホームは5両分の長さしかない。

 但し線路有効長は1〜3番線と大差ないので、貨物列車が停車することもあった。

 2003年10月1日のダイヤ改正から使用を開始した、現1番ホーム。
 有効長は島式の2/3番ホームと同じで21m車8両分の長さが確保されている(厳密には前後の余裕分の長さが2/3番ホームよりは若干短いが)。

 これに合わせて在来の1〜3番ホームが2〜4番ホームに繰り下がった。

※JR四国NEWS 190号

 1番ホームと、2〜4番ホームを繋ぐ地下道。

 多度津と似た雰囲気だが、途中に段差がある点が異なる。

 地下道の片隅にある、業務用と思われる出入口・・・凄く気になるw

 上り方場内。
 1〜4番線全てに対して出発信号機がある。

 安全側線は1/2番線で同じ物を使用。

 2015年度に2〜4番線がPC枕木化されている模様。
 下り方場内。
 同様に、1〜4番線全てに対して出発信号機が備えられている。

 こちらも3/4番線で同じ安全側線を使用する配線となる。

 職員用の構内通路には、近年四国内で大量導入が進んでいるKF式弾性構造踏切となっている。

 多度津駅と同様、2番線の地下道の真上に当たる部分はPC枕木に替えて軽量な合成枕木が敷設されている。

 なお、3/4番線の地下道の真上部分は通常通りのPC枕木となっている。
 恐らく、この部分の地下道の位置が1/2番線部分よりも若干低くてその分余裕があるためと思われる。

 また、業務用の構内通路部分はやはりKF式弾性構造踏切となっている。



 駅裏手にJAがあり、かつては何本も貨物側線があったが、それらはほぼ全て撤去されている。

 現在は共同選果場となっている建物の袂には、4番線から分岐した線路が丁度ピッタリはまるような曲線を描いた状態でかつての貨物ホームが名残をとどめている。

 同様に、1番線脇にも貨物ホームのほか日本通運の社屋などもあったが全て撤去され、広い駐車場となっている。

 駅前を通る道路の向かいにある日通マークの入った倉庫(画像右端)のみが昔日の面影を残している。

 2020年3月14日改正を機に、icoca簡易改札機が設置された。


 南側に整備された駐車場と小公園。

 駅構内をまたぐ歩道橋もある。

 南口にあるモニュメント。

 駅正面に向かって左側にある、焼きたてパンの店「ウィリーウィンキー」と、南側への歩道橋。
 「ウィリーウィンキー」は、現在は「リトルマーメイド」に改装している。

 中央の島式ホームには観光案内柱が建っている。

 地上設置タイプの駅名標。
 角ゴシック体表記の、JR四国現行三代目様式。

 「かのんじ」と誤読されないように「−(ハイフン)」が入っている。

 こちらは吊り下げタイプで丸ゴシック体+縦長矢印のJR四国初代様式後期タイプとなっている。

 1番ホームには壁面埋め込みタイプもある。
 こちらも丸ゴシックで、吊り下げタイプ同様式の物。






 2008年当時の様子。

 駅名標は全て初代様式の物であった。


※2008年5月30日撮影

 現在の1番ホームが出来る前の様子。


※2000年2月1日撮影

 1997年当時の駅舎


※1997年5月10日撮影





検索サイトから直接来られた方は、ここをクリックしてTopに移動できます