箕浦駅 (予讃線)
駅番号:Y21

住所香川県観音寺市豊浜町箕浦
開業日1916年4月1日
電略ミラ
標高5m
乗降客数 (1989年)170人
(1999年)66人
(2003年)30人
(2011年)25人(乗車人員
形態島式1面2線
主な設備




 香川県最西端にある無人駅。
 駅の前は、国道11号線を挟んで瀬戸内海が広がる。

 この先、香川・愛媛県境にある鳥越トンネルが、香川県内の予讃線で唯一のトンネルである。

 以前の駅舎は隣接するうどん屋から出火した火事で延焼してしまって撤去され、貨車の廃車体(ワラ1形)を利用した簡易な駅舎が1984年11月に設置された。
 廃車体を利用した駅舎は、JR四国の駅としては、箕浦と堀江の2駅のみである。


 ホームは島式1面2線。
 一線スルー対応で2番線が上下本線。

 構内通路の1番線側の路面がグリーンであるが、これは舗装ではなくゴムチップを使用した「KF式弾性構造踏切」と呼ばれるもので、PC枕木化の際に施工されたものの模様。
 四国内では他に詫間・豊浜や讃岐財田など、多数の例がある。

 ホームは元々20m級6両分の長さだったが、2020年頃に上り方の一部がフェンスで通行禁止措置とされ、21m級4両分の長さのみが、利用可能な状態となっている。

 上り方場内。


※通行禁止措置となるより以前に撮影

 下り方場内。

 ホームから見た構内通路と駅舎。

 なお、駅舎左手の小さな建物はトイレで、これは2021年始早々にに撤去された。


 保線用の留置線と、駅舎よりも立派な車庫。

 駅前は国道を挟んで瀬戸内海が広がる。

 駅舎からの海までの距離で言えば、間違いなく下灘などより箕浦の方が近い。

 駅舎内の様子。

 駅舎出入口脇に取り付けられている、建物財産標。

 駅名標。



 駅の横に設置されている、箕浦変電所。








 2008年当時の様子。

 当時の駅入口上の駅名表示は、潮風にさらされているためかボロボロであった、、、

 駅舎内には1984年11月に多度津工場で改造施工されたことを示すプレートがあったが、2010年度に実施されたリニューアルで外されてしまった模様。

 駅舎は2010年度に、現在のように塗り替えられた模様。
 現在、この部分に駅名表示は無く、出入口横にプレートが掲げられている。


※2008年3月20日撮影

 1997年当時の様子。

 かつては駅前に松並木があったが、今はもう無い。聞くところによれば、松食い虫にやられて伐採されたとか。
 当方の記録では、少なくとも2008年までには無くなっている。


※1997年5月11日撮影





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