<ISO規格 20フィートタンクコンテナ> |
ISO規格準拠の20フィートコンテナ。 国際規格に基づいて製作されるため、積載量の割に安全性が高くてその上コストも安いなどのメリットがある。 通常の20フィートよりも大きめ(特に背が高いのが一般的)のため、低床式のコキ100/200系列に限定して積載される。 また一部を除いて、フォーク扱い禁止の表記がある物が多い。 コンテナ形式名の他に、4桁ローマ字と6+1桁の数字からなる番号が付与されており、ローマ字先頭3文字部分を見ると保有会社が判る仕組みになっている。 以下は、形式毎に識別番号の順に並べてある |
22K2 | |||
JOT 22K2 (JOTU 670005) 22T6形の後継である22K2形。 これはラテックス専用。 |
2021年秋時点でもう既に、複数並んでいるところを見かけるのも珍しくなくなっている。 |
22T6 | |||||
EUROTAINER保有の22T6 (EURU 164353) EUROTAINER社保有の潤滑油専用22T6。 黄色の枠色が高松ではよく目立つ。 トレーラーに積まれて高松貨物ターミナル駅から運び出される直前をキャッチ。あと少し来るのが遅かったら、撮れなかったかも(^_^; フォーク扱い禁止と、コキ106形積載限定の表記が見える。 後日、筐体に「24t」表記があるのを確認。 | |||||
JOT保有の20フィート タンクコンテナ 22T6 左の赤い方は、「旭D−D92専用」「コキ106形式積載限定」。 右の緑は、「LDEアミド専用」「コキ100形式積載限定」といった文字が読み取れる。 |
JOT保有の22T6 (JOTU 571032) 新居浜にて撮影 |
JOTの22T6 (JOTU 571037) 「1.3−ジクロロプロペン専用」と表記された、JOTの22T6。 ざっと調べてみたら、どうも農薬に使う材料のようだが、私ゃ文系人間だからその辺はよく判らん(^^; |
JOTの22T6 (JOTU 571101) 同じくオレンジ色のフレームのJRT保有22T6。 これは「重クロム酸ナトリウム専用」で、筐体には「輸送区間 郡山タ〜高松タ間 専用」の文字が見える。 |
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JOTの22T6 (JOTU 671173) ノナンジアミン専用22T6。 荷主である日輪が保有するもの(↓下記)とは形状等が異なっている。 |
JOT保有22T6 (JOTU 671179) ラテックス専用で、筐体には「第1積載限定適用」の文字あり。 形式は同じ22T6だが、形状は上の3つとかなり異なる。 |
JOTの22T6 (JOTU 671211) MTK製のカタロイド専用タンクコンテナ。 |
JOTの22T6 (JOTU 671309) カタロイド専用 下記の(JOTU671514)や(JOTU671626)とほぼ同じだが、こちらは運用区間別の重量表記が見当たらない・・・反対側妻面に書いてあった可能性は否定できないが、「SUPER HEAVY」の黄色い三角形ロゴが無いので、恐らく書いてないと思われる。 |
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JOTの22T6 (JOTU 671387) これは「モノクロロベンゼン専用」 「トップリフター取扱注意」という文字が見える。 |
非常に多くのバリエーションがある、 JOT保有の22T6 (JOTU 671403) これはノナンジアミン専用で、やはりコキ100系積載限定。 荷主は日輪。 コキの緊締装置が収納(?)されているのがお判りいただけるだろうか? |
JOTの22T6 (JOTU 671514) カタロイド専用のタンクコンテナ。 こちらはUBHI製で、MTK製(JOTU371211:上記)と形状が異なる。 北九州〜西岡山・黒井間の運用区間表記があるが、運用区間によって異なる総重量が記載されており、筐体側面にも「SUPER HEAVY」の黄色い三角形ロゴがある。 |
JOTの22T6 (JOTU 671620) アクリルアマイド専用。舐めると甘いのかな?(舐めたらアカンw |
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JOTの22T6 (JOTU 671626) |
JOTの青枠22T6 (JOTU 771135) |
JOTの22T6 (JOTU 771184) またJOT−22T6の別バージョンを高松で発見。 「コロイダルシリカ水分散液」専用、、、、うむ、どんな液体なのかさっぱり判らん(^^; 文字を見た瞬間、一瞬「クロコダイル?!」と思ってしまったのは、ここだけの話(笑) 筐体が真新しいのと、登録番号からして、ごく最近製作されたモノと思われる。 | |||
日陸の22T6 (NRSU 371412) (NRSU 371413) (NRSU 371415) 日陸(旧日本陸運産業)保有の22T6。 「酢酸(燃侵)専用」と書かれたタンク本体部には、「コキ106・200形式貨車限定積載」の文字も。 |
日陸の22T6 (NRSU 471016) 日陸保有のカタロイド専用22T6。 | ||||
日輪保有の22T6 (SUNU 211214) |
日輪保有の22T6 (SUNU 240922) | ||||
22T6のさらに別バージョン (TOAU 254130) DACモノマー水溶液専用で、コキ106形積載限定。 NICHICONのロゴがうっすらと見えるが、NICHICON保有なら番号は「NCCU〜」になるはずなので、現在の保有会社は別? 所有者コード「TOA」だが、国際登録機関の公認サイトで調べても「該当無し」と出る謎コード・・・あんた誰!?w |
保有22T6 (TOAU 354130) 右上のと同じ、DACモノマー水溶液専用のNRS保有22T6だが、こちらは「NICHICON」の文字ロゴを消した跡が無い。 | ||||
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22T7 | |||
22T7 (NRSU 020316) 比較的最近登場したと思われる新形式、22T7形の塩化エチル専用タンクコンテナ。 22T6の後継なのか、それとも別仕様なのかは現時点では調査不足により不明。 高松発東京行き70レに積載されているのを発見して撮影。 |
22T7 (NRSU 020316) ←の逆妻面。
新居浜から運ばれている模様。 関川にて |